画像ファイル入出力
"vision/pbmfile"は、Euslispとディスクファイルとの間の
画像データを変換する関数を定義している。
EusLispは、pgm(portable gray-scale map)とppm(portable pixmap)フォーマット
のファイルの読み書きができる。
read-pnm f &optional buf0 buf1 buf2 [関数]
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file-streamのfで指定されるpgmあるいはppmファイル
を読み込み、pixel-imageあるいはcolor-pixel-imageを返す。
画像ファイルは、asciiでもバイナリーでも可能である。
言い換えれば、P2,P3,P5,P6フォーマットは認識できる。
read-pnm-file file &optional buf0 buf1 buf2 [関数]
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ファイル名fileで指定されるpgmあるいはppmファイルを読み込む。
write-pgm f image &optional (depth 255) [関数]
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imageで指定されるpixel-imageをfile-streamであるf
にバイナリーppmフォーマットで書き込む。
write-ppm f image &optional (depth 255) [関数]
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imageで指定されるpixel-imageをfile-streamであるf
にバイナリーpgmフォーマットで書き込む。
write-pnm f img [関数]
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imgで指定されるピクセル画像をfile-streamであるfに書き込む。
もし、imgがpixel-imageであるなら、バイナリーpgmフォーマットで
書き込み、color-pixel-imageならバイナリーppmフォーマットで書き込む。
write-pnm-file file img [関数]
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ファイル名fileにimgで指定されるピクセル画像を書き込む。
この関数は、write-pnmを呼び出す。
image::read-raw-image file &optional (x 256) (y x) [関数]
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raw-imageファイルを読み込み、1次元の文字列ベクトルを返す。
raw-imageの次元は、与えられたxとyに一致しなければならない。
image::write-raw-image file imgvec [関数]
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ピクセル値を1バイトのベクトル(文字列)に蓄積したimgvecをfile
に書き込む。
k-okada
2013-05-21